閉店直前の店に出くわしたぞ!一期一会編

  2002年12月のある日、自宅からは少々離れた町まで遠出して、BOOK OFFにファミコンを買いに行ったんですよ。結局ファミスタの洗礼を受けまして玉砕(笑)そんなわけでガッカリして店を跡にしました。

  そしたらそのBOOK OFFの近くに、個人のゲームショップがあることに気づきました。けっこう昔から営業してるらしき雰囲気が、年季の入った建物から伝わってきます。そこで「もしかしたらファミコンが捨て値で売られているかも・・・。」という当てにならない勘が頭を過ぎり、さっそく店に入ることに。
  「ガラガラ・・・。」店のドアを開けると、最初はCD関連が目に飛び込んできました。そして店の奥に向かうとあったあった!ファミコンをベースに、レトロゲーム関連が山のようにあるではありませんか!ファミコンのカセットだけでも400本ぐらいはあったと思います。こりゃ私の勘も捨てたもんじゃないと思いましたね(笑

  しかし個人店だけあってけっこうな値段しとるんですわ。だけどその値段にもメリハリがあって、ベースボールとかは50円でしたね。札幌でファミコンカセットに100円以下の値段を付けてるところって、そうは無いんですよ。なので嬉しくなりまして、持ってるくせに任天堂のスポーツシリーズを洗いざらい購入(笑

  カセットをレジに持っていく前に店中をちと見学。そしたら店のさらに奥に、何かが壁に貼り付けられている光景に出くわしました。思わず近くに寄ってみるとなんと・・・、

  ファミコンの箱が何百個も壁に貼り付けられているではありませんか!

  もう凄い光景で、目が回りそうになったことを昨日の事のように覚えてます。しばらく眺めてましたね。「あ、これ持ってる。」とかヌカしながら。

  そして箱の壁に別れを告げいざレジに。しかしあの箱の壁の事がどうしても気になりまして、20代後半っぽいお兄さんの店員さんに話しかけてみました。

  札幌ころすけ「いやぁ〜、あのファミコンの箱凄いですね。」

  店員さん「アレですか。けっこうな数ですよね。」

  ほんとうに素っ気ない会話なんですが、私は下心丸出しなわけで。はやい話、

  あの箱全部欲しかったんですよ。

  しかしさすがの私も諦めて帰ることに。でも店から出てもやはりあの箱の壁が気になります。そりゃ気になりますよ誰だって。そう思うよね?そうこう思ってるうちに、店のガラスに貼り紙が貼ってある事に気づく。

  「○×店 来年1月27日に閉店します。閉店までの3日間セールを行います。」<正確な日時忘れました。勘弁を

  おいおい!潰れちゃうんか!って事はあの箱どうなるんだ!と危機感が突如押し寄せてきまして、店から出て5分もしないで再び来店。閉店する時にあの箱がどういう末路を辿るのか店員さんに聞いてみた。

  札幌ころすけ「すいません!あの〜、閉店する時にあの箱はどうなってしまうんでしょうか?」

  店員さん「捨てますね(あっさり)」

  いやだあ!そんなのはダメだああ!

  そこで私は思い切って聞いてみました。

  札幌ころすけ「すいません、あの箱を売っていただくことは出来ますか?」

  店員さん「ああ・・・。あれはディスプレイなんで、しかも売り物ではないので売るってことは出来ないんですよ。」

  そりゃそうだよな・・・。まったく俺は何をアホなことを聞いてるんだ。と諦めた瞬間、

  店員さん「売るってことは出来ないんですが、差し上げることは出来ますよ。」

  マジですか!私はあめ玉を貰った幼稚園児並に狂喜!!!店員さんに何回もお礼を言って、閉店の日の夕方に店にもらいに行く事になりました。なにせ数が数だけに凄い嬉しかったです。数百はあったと思います。
  そしていよいよ閉店の当日(失礼)、来店するとなななんと店のモノが全部100円になってました。新品のCD・ゲーム機本体・ソフト・周辺機器・漫画何もかも100円。しかも私は最終日に行ったので、もうファミコンのソフトくらいしか残っていなく、以前に来たときにはあったファミコンやディスクシステムの本体などは、やはり無くなってました。店員さんに聞いてみると、業者が入り、かなりの勢いで買い占めていったそうです。「クソ!閉店前の店からモノをせしめるなんて太い野朗だ!」<お前も同じ

  そんなわけで、私も負けじとファミコンソフトを180本くらい買いました。

  そしていよいよ壁から箱を剥がす作業に突入。なにせ数が数だけに、3時間くらいはかかったであろうか。しかも母親の「母ころ」の車で来ていたので、もちろん手伝ってもらいました。親子で何やってんだか・・・。あらかじめ持ってきていたゴミ袋に、箱を延々と詰めまくっていきます。その間客に、「なんだあの二人・・・。」という視線で見られましたが気にしない気にしない(笑)そしていよいよ全部剥がし終わり帰ることに。何回も店員さんにお礼を言って。

  そして今、おびただしい数の箱が部屋にあります。数が500を超えてるだけに場所をけっこう取るんで、綺麗に畳んで保存しています。気に入った箱はビニールで丁寧にラッピングし、同じように壁に貼ってます(笑)本当にお店の皆様お騒がせしました。いつまでも大切にさせていただきます。


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